はじめての東京マラソン（一）

　二月二十四日（日）。
　東京マラソンを見て来た。父が出場したので、応援に行ったのである。

　まずは、新宿の大ガードのあたりをうろつく。

　東京マラソンが始まったのが二〇〇七年である。今回で七回目だが、一度も観戦したことがなかった。今回も、父が出なければ行かなかっただろう。

　時計車というのだろうか。
　この車が来たということは、そろそろランナーが走って来るだろう。

　先頭集団。
　この人たちがスタートした後、一般参加ランナーの最後尾がスタートするまで三十分もかかるのだそうだ。

　ヤマダ電器の前に陣取り、大ガードを抜けるランナーを撮る。

　この光景は、迫力があった。
　人の波が次から次へと押し寄せて途切れることがない。
　東京マラソンは巨大なイベントなのだと実感した。

　ドラえもんが走っていた。
　他にも仮装して走っている人がたくさんいたが、仮装した人の完走率というのはどのくらいだろうか。

　西武新宿駅（プリンスホテル）前。

　歌舞伎町。

　新宿では、父を見つけることが出来なかった。
　こんなに大勢が走っているのだから、事前に観戦ポイントを示し合わせておけばよかったと思う。

　アルタ前。
　なんだかすっきりしている。駅前の混雑しやすい場所だから、こういう光景は珍しい。


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