観桜記――神田川を遡る(三) [桜]
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今回は、大東橋から淀橋まで。
大東橋の上流にJR中央総武線の鉄橋が見える。
万亀橋より。
もう一つ上流の新開橋より。
淀橋より上流には桜は見当たらなかった。
しばらく行けば並木がある可能性があったが、今回はここまでとする。
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観桜記――神田川を遡る(一) [桜]
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ずいぶん長いこと連載している「観桜記」であるが、読者諸賢は見飽きていないだろうか。すでに東京では桜の季節が終わり、若葉が芽吹いている。桜が咲いていたのがうそのように、木々は青々とした葉で覆われた。しかし、桜の季節に撮りためた写真がまだまだ残っている。これを埋もれさせることは、私には出来ない。さんざん桜を見たという方もおられようし、忙しくて見に行けなかったという方もまたおれれようが、しばらく続くこの「観桜記」をご覧になり、過ぎ去った桜を思い出していただければ幸いである。
昨年は、神田川の早稲田から江戸川橋間の桜を見に行った。今年も見に行こうかと思っていたけれども、一度行ったところよりも、新しいところへ行ってみたい。同じ神田川でも、もっと上流を目指してみようと思った。
何年か前、桜の終わったころに大久保の方へ行って、帰りに淀橋を通ったら桜の並木があって、桜の咲いているときに来てみたいと思っていたことを思い出した。さらに、西武新宿線下落合駅の北側の神田川沿いに桜の並木があったことを思い出した。この二つの地点の間には、桜の並木が続いているはずである。
下落合駅からすぐの新堀橋からスタートする。
久保前橋から。
撮り終って停めておいた自転車に戻ろうとしたところを後ろから声をかけられた。六十くらいの女性である。記念写真を撮ってくれと言われるのかと思ったら、おにいさんあの上に登ってみたかと言う。この橋の脇に、落合水再生センターに登る階段がある。女性はそこを指している。
いえ、登っていません。
あの上からの眺めはいいですよ、登ってごらんなさい。
ということで登ってみたら、こういう風景に出くわしたのである。
下流方向。
いつの間にか幼稚園の一段が橋の上に並んでいた。お散歩だ。
幼稚園のお散歩というのは、いい。小学校中学校高等学校にもお散歩があればいいと思う。
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観桜記――中野通り~落合公園~中井駅 [桜]
来客があったので、食事でもということになった。
西武新宿線の新井薬師駅前に草×というつけめんの店があるので、そこに行ってみることにした。もちろん、カメラを提げて。
我が家から新井薬師駅に向かうには、中野通りを越えなければならない。
日曜だったので、桜見物の人がたくさんいた。
×庵で食事する。
つけめんの写真はない。私は、店で出て来た料理を撮影するのを好まない。
ところでこの店、入口が茶室の躙り口のようになっていて、店内には玉石が敷きつめられており、客は飛び石の上を歩く。変わった店だ。カウンターに通されたが、六席あって隣との間隔が狭い。狭いというより無いと言っていい。肩をせばめて窮屈な思いをして食った。金を払って食うのに、こんなみじめな思いをするのは理不尽だ。一席減らせば五席となる。五席より六席の方が客は一人多く入る。しかし、六人が六人窮屈な思いをしたとき、その客たちのうち何人が再訪する気になるだろうか。客を一人でも多く入れようとして、それより多くの客を失うのである。
金を返せ!とは言わなかったが、たぶんもう行かないだろう。
西武線沿いを新宿方面に歩いてみた。
妙正寺川にぶつかって見上げれば、目白大学がそびえ立っている。
川沿いを歩くと、落合公園がある。
なかなか迫力があって、いい。
公園の中には見るべき桜はなかった。
もう少し下ってみることにする。
中井駅前の橋より。
銭湯が見える。
ここで電車に乗って帰宅。
ホームから、先ほど載せた桜が見えた。
定期券があるので、交通費はゼロ。
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西武新宿線の新井薬師駅前に草×というつけめんの店があるので、そこに行ってみることにした。もちろん、カメラを提げて。
我が家から新井薬師駅に向かうには、中野通りを越えなければならない。
日曜だったので、桜見物の人がたくさんいた。
×庵で食事する。
つけめんの写真はない。私は、店で出て来た料理を撮影するのを好まない。
ところでこの店、入口が茶室の躙り口のようになっていて、店内には玉石が敷きつめられており、客は飛び石の上を歩く。変わった店だ。カウンターに通されたが、六席あって隣との間隔が狭い。狭いというより無いと言っていい。肩をせばめて窮屈な思いをして食った。金を払って食うのに、こんなみじめな思いをするのは理不尽だ。一席減らせば五席となる。五席より六席の方が客は一人多く入る。しかし、六人が六人窮屈な思いをしたとき、その客たちのうち何人が再訪する気になるだろうか。客を一人でも多く入れようとして、それより多くの客を失うのである。
金を返せ!とは言わなかったが、たぶんもう行かないだろう。
西武線沿いを新宿方面に歩いてみた。
妙正寺川にぶつかって見上げれば、目白大学がそびえ立っている。
川沿いを歩くと、落合公園がある。
なかなか迫力があって、いい。
公園の中には見るべき桜はなかった。
もう少し下ってみることにする。
中井駅前の橋より。
銭湯が見える。
ここで電車に乗って帰宅。
ホームから、先ほど載せた桜が見えた。
定期券があるので、交通費はゼロ。
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観桜記――新井薬師公園と梅照院 [桜]
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中野通りを北上して新井五差路を越えた右手に新井薬師公園がある。
園内には提灯がたくさん吊るされ、花見客で賑わう。園内を見渡してみると高低差がなく、遊具やプールがあるスペース以外は花見に使えるようになっていて、花見のための公園のような気がしなくもない。おそらく、この公園が一年のうちで一番輝くのが花見の時期だろう。
露店が多数出ていた。
公園に隣接して梅照院がある。通称新井薬師。
境内の真中に立つ桜の木が立派である。
今年は、花ばかりでなく、幹を魅力的に撮ることを小さな課題としていたが、どうだろう。
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観桜記――中野通り(三) [桜]
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中野通りの桜並木の三回目。
今年は、中野通りの桜の満開の時期は曇ってばかりいた。八分咲きの頃には晴れた日があったのだが。その点がいまだに残念でならない。
西武線の踏切手前から哲学堂公園までの写真を紹介したい。
こういうことをしている人をよく見かけるが、私は怖くて出来ない。
中野駅方面。
なかなか踏切が開かなかった。
ここは普段から開かなくなることが多いのだが、ずいぶん待たされた。しかも、電車がゆっくりと走って行く。等何でいたおばさんたちが、桜がきれいだから電車も徐行して乗客に桜を見せているのだと話していたが、本当だろうか。もしそうだとしたら、許しがたいことである。電車は桜を見るためにあるのではない。
踏切を渡ったところから。
中野通りと新青梅街道がぶつかるところに蓮花寺がある。その寺の奥にある、野方配水塔が見える。
昨年はうまく撮れなかったが、今年はいい場所を見つけることが出来た。
哲学堂公園を貫く妙正寺川の下田橋上から。
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観桜記――中野通り(三) [桜]
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中野通りの桜並木の三回目。
今年は、中野通りの桜の満開の時期は曇ってばかりいた。八分咲きの頃には晴れた日があったのだが。その点がいまだに残念でならない。
西武線の踏切手前から哲学堂公園までの写真を紹介したい。
こういうことをしている人をよく見かけるが、私は怖くて出来ない。
中野駅方面。
なかなか踏切が開かなかった。
ここは普段から開かなくなることが多いのだが、ずいぶん待たされた。しかも、電車がゆっくりと走って行く。等何でいたおばさんたちが、桜がきれいだから電車も徐行して乗客に桜を見せているのだと話していたが、本当だろうか。もしそうだとしたら、許しがたいことである。電車は桜を見るためにあるのではない。
踏切を渡ったところから。
中野通りと新青梅街道がぶつかるところに蓮花寺がある。その寺の奥にある、野方配水塔が見える。
昨年はうまく撮れなかったが、今年はいい場所を見つけることが出来た。
哲学堂公園を貫く妙正寺川の下田橋上から。
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観桜記――中野通り(一) [桜]
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今年の桜撮影のメインにしようと思っていた中野通り。
メインであったことは確かだが、いかんせん天気が悪かった。今年は、満開の時期にすっきり晴れた日はなかったので、いつ行っても天気には恵まれなかっただろうが、残念でならない。空が青ければ……。
中野通りの桜並木は中野駅前から始まる。そこからスタートして、哲学堂まで北上した。
駅前には「なかの桜まつり」に合わせて提灯が飾られる。
今年は四月五、六、七日の三日間に渡って行われる予定だが、その頃には桜は散り、新緑が芽生えているだろう。
昨年、中野駅前に歩道橋が出来て、いい撮影スポットが誕生した。
写真中央の階段がそれ。
歩道橋から撮影。
早稲田通りとの交差点。哲学堂方面。
中野駅方面。
土曜なので、桜見物の人が大勢いた。
やはり、近くに住む人は一年に一度は中野通りの桜を見たいと思っているのだろう。
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観桜記――中野セントラルパークから中野駅 [桜]
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昔、中野駅前に警察学校があった。その跡地を再開発して、オフィスビルや大学を誘致した。そうした一帯の中心に平らな公園があり、中野セントラルパークと言う。あるいは、再開発地帯全体を指して言うのかもしれないが、そんなことは私の知ったことではない。ちなみに、警察学校の前は泣く子も黙る陸軍中野学校だった。
公園が若いから桜の木も若い。
明治大学と帝京平成大学がビルを建てた。
これから中野の学生人口が増えるだろう。駅前の居酒屋なども学生でうるさくなるかもしれない。嫌だ嫌だ。
ある程度育った木を移植したのだろう。
全体的に、桜の木が少ないように思われた。名所にするつもりはないのかしら。
まあ木がたくさんあって鬱蒼としてしまうと公園の性格上よくないのかもしれない。
中野駅着。
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観桜記――中野水再生センターなど [桜]
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この日は土曜。どんよりと曇っていた。
写真を撮りに行こうと決めていた日に、窓の外を見て曇っていると、とたんに心の中まで曇ってしまう。私はまだ、曇りもまたよしなどと達観したようなことを言える歳ではないのだ。
まず、中野水再生センターに行ってみた。
水再生というから、水を再生しているのだろうが、そのへんのことは詳しく知らない。
センターに行ったと書いたが、建物の中に入ったのではない。敷地にも入っていない。
敷地に植えられた桜並木が、脇を通る道路から見られるのである。
中野区報には、区内の桜の名所としてこの場所が紹介されているけれども、そのわりには見に来てる人は多くなかった。
道路を挟んで反対側(南側)は法務省の施設になっている。
再生センターの南側にある平和の森公園も含めてこのあたり一帯は、豊玉刑務所だったのだ。
他の写真と色合いが違う。
どうも曇りの日というのは、ホワイトバランスの選択に迷ってしまう。曇りの場合、「AUTO」モードは私のイメージとかけ離れた画を作ってしまうことがおおく、曇りにもいろいろあって「曇天」モードにすればうまくいくというわけではない。だからいろいろと試すのだが、やはり曇りは嫌いだ。
平和の森公園に寄ってみた。
この塀は、刑務所当時からあるものだろうか。ありふれたコンクリート塀だけれども、刑務所跡地で見ると、いかにも刑務所の塀に見えて来る。
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観桜記――夜桜を撮る [桜]
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昨年、中野通りではじめて夜桜の撮影をした。
今年はちょっと遠出して夜桜撮影をしたいと前々から思っていたのだけれども、そんな余裕もなくなってしまい、結局中野通りをメインに撮影した。
いずれにせよ、中野通りの夜桜は年に一度は撮っておきたいと思っているので、いいのだが。
昨年は露光時間が短くて桜の色がうまく出なかった写真を量産したので、今年はそのあたりに注意して撮影したつもりである。
新青梅街道から撮りはじめる。
新青梅街道と中野通りが交わるところ。
中野駅方面を望む。
ここからずんずん南下しながら撮影。
哲学堂公園は、夜間は入れない。
今回の撮影で、一番桜の色が出ている一枚。
春になっておかしな人間が出てくるからだろうか、パトロール中のパトカーを何度も見かけた。
あるいは、私を怪しんで監視していたのかも知れない。もし職質されたら、撮った画像を表示したカメラを渡して、そのボタンを左に押し続けろと言えば済む。何も、他人様の部屋を盗撮したりなどしていないのだから、堂々としていればいいのである。
西武線の踏切の手前。
今回は、ここまでとする。
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